【うつ病】精精神科看護師から見たうつ病とは

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「うつ」ってよく聞くけど気分が落ち込んで元気が出ない状態のことでしょ。ちょっと休めばみんな元気になるんじゃにゃいの。

芸能人の自殺のニュースやコロナウイルスの影響でうつが増え、より身近な病気だと感じるようになってきました。

皆さんうつって言われてもなんとなく「元気がない状態、休めば治る」くらいの認識でしょうか?

今回は、実際に精神科に入院してくるうつの方を見てきて感じた事、本当はもっと難しい疾患なんだと言うことをお話ししていけたらと思います。

それではいってみましょう。

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目次

うつとは

厚生省では以下のように説明しています。

一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている状態。

厚生労働省 こころの病気を知る

しかし、原因は何にせよ気分が落ち込むことは誰にでもあることだと思います。

つまり、人それぞれのストレスに対する耐性、その後のケアの状況によって誰でもうつ病になる可能性はあるんではないかと思っています。(それに限らないこともあります)

ではうつ病で入院する人と上手くストレスと付き合って発症にまで行かない人とは何が違うんでしょう。

また、どんな症状が出たら受診した方が良いのでしょう。

うつの症状

精神症状

  • 無関心になる
  • 気分が落ち込む
  • 意欲がなくなる
  • ぼんやりすることが増える
  • 悲観的に考える
  • 口数が少なくなる
  • 外見や服装を気にしなくなる
  • 飲酒量が増える
  • 集中できず仕事でミスが増える
  • 喜んだり楽しんだりできない
  • 常に不安・焦り・イライラする

身体症状

  • 頭痛
  • 動悸・眩暈・耳鳴り
  • 食欲減退・不振
  • 味覚異常
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 腹痛・胃の不快感
  • 下痢・便秘
  • 生理不順
  • 性欲減退・勃起不全
  • 睡眠障害(不眠・過眠)

体のだるさや痛み、痺れなどの一見うつとは関係なさそうな身体的症状が目立つ場合もあり、

内科や整形外科を受診し検査を受たが何も問題が見つからず、精神科の受診を勧められるケースも多いように感じます。

これらの症状が2週間以上継続している場合、精神科クリニックや病院を受診してみましょう。

うつの原因

解明されていません。

神経伝達物質のセロトニン・ノルアドレナリンが減少するとうつ症状を引き起こすと言われていますが、減少する原因もわかっていないのです。

原因が分からないのにどう対処したらいいにゃ!

一番は環境調整し休養すること、そこに薬物療法と精神療法を組み合わせることで調子の良い状態を維持できるようにサポートしていくよ。

うつ病の症状を発症したきっかけの出来事がある人や、反対に全く心当たりがない人もいらっしゃいます。

そういった方に対して、私は話を聞くことや、安全を保証することしかできないため、看護師でありながら無力さを感じます。

でも、必ずよくなって退院していきます。笑顔で退院していく姿を見ると心救われます。

抗うつ薬

休養と合わせて行うことが大切です。

現在日本で用いられているうつ病治療薬は

  • SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
  • SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
  • NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)
  • 三環系抗うつ薬
  • 四環系抗うつ薬

と呼ばれる「抗うつ薬」。また、その人の症状に応じ

  • 抗不安薬
  • 睡眠薬
  • 気分安定薬
  • 非定型精神病薬

を組み合わせて使用します。

注意したいポイント

規則正しく服用すること

毎日欠かさず内服することで薬の血中濃度が保たれ効果が現れます。自己判断で飲んだり飲まなかったりすると、効果が思うように得られないため飲み忘れに注意しましょう。

指示された通りに服用すること

最初は少量から始まり症状に合わせて徐々に増量していくことがあります。

量が増えると不安になると思いますが、自分の判断だけで量を減らしたりするのではなく、副作用と合わせて主治医に相談しましょう。

気長に服用続けること

「効果が出てきたな」と実感するまで2〜3週間ほどかかります。そこから「よくなってきたかも」と感じるのはさらにまた1〜2週間かかることもあります。

「本当に効果あるのかな」と飲んでる意味を感じなくなることもあるかもしれないですが諦めず気長に服薬を続けましょう。

まとめ

誰でも気分が落ち込むことはあります。
それが日常生活にまで影響しているかしていないか、ストレスに対する耐性・対処ができたかそうでないかの違いだと思います。
そういうふうに考える自分を嫌いになるのではなく、それが自分の「個性」だと思うようになればそれは病気じゃなくなるのかなって思います。

なんとなくだけど病気について正しく理解して、みなさんでうつがなくなる世の中が作れるといいなぁ

以上、参考になれば嬉しいです。

それでは、また。

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ひされな
看護師
看護師夫婦と猫2匹のほのぼのブログ
2023.2〜夫婦揃って故郷である石垣島に移住し、島の看護師として奮闘中
仕事だけでなく遊びも全力で楽しみたいアラサー夫婦と猫のなんでもない日常を石垣島の絶景たちを踏まえて投稿しています
島での生活に興味のある人、リゾート地で短期で仕事をしたい、リフレッシュしたい人などの目に止まれば嬉しいです!よろしくお願いします

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