
精神科ナースってどんな仕事してるの?どんな人に向いてるにゃ?
精神科ナースになろうと思っても
「自分なんかにやれるのかな」「精神科の看護師って実際何やってるんだろう」
と疑問だと思います。
ここでは実際の精神科ナースがどんな仕事をしているか
どんな人が精神科に向いてると思うか、逆に向かない人はどんな人か
働いてみて感じたことを紹介していきたいと思います。
この記事は
- 精神科ナースに興味がある
- 精神科への転職を考えている
人の役に立てればと思います。
精神科ナースの4つの役割



精神科ナースの役割といったら大きくこの4つ!
- コミュニケーションによる心理ケア
- 心理状態のアセスメント
- セルフケア援助
- 与薬
詳しく解説していきます。
コミュニケーションによる心理ケア



「この人の言うことだったら聞いてもいいかな」
「あの人がいるから今日は安心だ」
そう思ってもらえるように意識して関わっています。
病識がなく薬を飲まない人、1日の中で不安な気持ちが揺れ動いちゃう人など、一見手がかかりそうな方でも、信頼関係があるだけで治療に役立つこともあります。
心理状態のアセスメント



「なんかいつもより化粧厚いな」
「少し髪がやつれてるな」
「表情口調が荒いな」
そんな、なんとなくを大事にしましょう。
もしかしたらいつもより調子が悪い兆候かもしれません。
コミュニケーションだけでなく、相手の表情や口調、態度から精神状態をアセスメントするのも大事になってきます。
セルフケア援助
入浴、爪切り、洗髪、清拭、足浴、手浴、髭剃りなど清容。
トイレ誘導、オムツ交換など排泄介助。
必要に応じて買い物代行など金銭管理。
などなど、入院してくる方はセルフケアが行えていない場合もあります。
与薬
コミュニケーションの次に大事なのがこの与薬です。



「ちゃんと薬飲んでるかな」
中には副作用が気になって飲みたくない方もいらっしゃるので、口腔内まで確認させてもらいます。
主に行われるのが経口、舌下、皮下注射、筋肉注射です。
その人の症状によって飲む時間、量、種類が変わってくるので
適切な時間で適切な量を確実に服用できたか
を意識しています。
精神科ナースに向いてる人3選
精神科ナースの役割はわかりました。
ではどんな人が向いているのか紹介していきたいと思います。
人と話すのが好きな人
一般科を経験してみて、思ったより患者さんと接する時間が少なくて
もっと患者さんと話がしたいのに!
そう思う人は少なからずいるのではないでしょうか。
そうまさに私がその1人で



「もっと時間を取ってゆっくり患者さんと色んな話がしたい」
ずっと思っていました。
先輩や同期はテキパキ仕事してて自分だけ患者さんと話し込んじゃうから、仕事が進まなくて。
でも患者さんが治療に対してどう思っているのかということは誰よりも聴取できていました。
病棟の動きって早くて、もしかしたら自分にはあってないのかな。
って思ったら気づいたら精神科に転職してました。笑
物事に冷静に対応できる人
精神症状によって罵声や暴言や暴力をぶつけてくることもあります。
でも、それで自分も怒りを覚えて、一緒に怒っちゃうんじゃ相手をより興奮させるだけです。
どうしたら落ち着いてもらえるだろうと考えることが大事です。
怒りをぶつけられて、自分はどう思ったのかを伝えたり、何で怒ったのか聞いてみたり
怒ってるのにも原因があるんです。
一歩引いた目線で考えることが大事です。
待つことができる人
精神症状の改善には時間がかかることが多いです。
テキパキと動くことも大事ですが
待つ時は待つ
ことも同じくらい大切だと思います。
オン・オフの切り替えができる人
患者さんによっては攻撃的な方もいらっしゃいます。
看護師によって言動を変えたりしてこちら側を操作するような方もいらっしゃいます。
そういった方達と関わっていくと時間と共に疲弊してくると思います。しかし振り返りは行っても
自分自身を責め続けない
でくださいね。
精神科ナースに向いてない人3選
医療行為を極めたい人
一般科に比べて明らかに医療行為や処置は少なくなります。
人工呼吸器が扱えるようになりたい、透析回せるようになりたい、モニターを完璧に理解できるようになりたいと思っても精神科だとチャンスが少ないように思います。
せっかちな人
精神科では「待つ」ことが大事です。
薬の効果が出るまで「待つ」
精神状態が安定するまで「待つ」
一度関わってみてダメだったら時間を置いて「待つ」
焦っても何もいいことはありません。
人とのコミュニケーションが苦手な人
患者さんとのコミュニケーションは毎日必要です。
傾聴に努め、共感する場合もありますが、人によって時間を区切って話しを聞いたり、自分で考えるように促す声かけだったりとコミュニケーションスキルが求められてきます。
人と話をするのが苦手な人だと疲れてしまうかもしれません。
精神科ナースになるのが不安なわけ
- 暴言・暴力を振るわれるんじゃないかという不安
- 自殺を見てしまうんじゃないかという不安
- 自分も止むんじゃないかという不安
詳しくは別で記事にしているので参考にしてみてください。


精神科ナースをおすすめしたい人
人と話すのが好きな人・楽しいと思える人
これは向いてる人と同じ理由です。
人と話すのが好き・楽しいって思える人に話を聞いてもらえるのは聞いてもらう側も嬉しいと思いませんか?
人生経験したい(色んな人と関わってみたい)人
以下に、心に残ってる方を書いています。
良かったら参考にしてみてください。


これ以外にも、バリバリの妄想の世界にいる方、家族との関係がよろしくない方など様々な方々に出会うことがあります。
そんな方達にどんなふうに手を差し伸べたら良いのか考えることが楽しくなってきます。
精神科ナースのやりがい
これらのことから精神科ナースのやりがいについてまとめてみました。
- 一人一人の患者さんとしっかり向き合いコミュニケーションがとれる
- 患者さんの笑顔を見ることができる
- 同じ疾患・同じ治療をおこなっていても人によって症状や効果が全く違う症例に出会える
- 人生経験になる
- コミュニケーションスキルが上がるのが実感できる



私は実際働いてみて上記のことはとてもためになったなぁと感じています。
まとめ
精神科に勤務することでしか磨かれないスキルもたくさんあると思います。
興味を持たれた方はぜひ精神科看護師を目指してみてはいかがですか。
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